今回ご訪問したのは、高知県にお住まいのSさんのお宅です。
21年前のご入居当時、ふたりのお嬢さまは小学校入学前で、安心安全に過ごせる住まいを一番に考えたそうです。
子育てが一段落した現在は、趣味のロードバイクを楽しむ時間が増え、アクティブな毎日を過ごされているご夫妻。
快適に暮らす秘訣を教えていただきました。
マンション購入にあたってご一家が重視したのは、セキュリティー面だったといいます。
「主人も私も仕事をしていて、学校から帰ると子どもたちだけで過ごすことも多いので、オートロックで管理がしっかりしているこのマンションを選びました。住んでから感じたのは、管理人さんが気さくで話しやすく、頼りになるなということですね」と奥さま。
ご入居当時、洋室は家族4人の寝室とご主人の書斎、ふたつの和室はふすまを取り外して広いLDKのように使っていたそうです。
「家族がのびのびと過ごせるよう広い空間をつくりました。できれば和室より洋室のほうがよかったのですが、住んでみて考えようと思い、フローリングシートを敷くことにしました。細かいところはいろいろ工夫しています」とご主人。
DIY好きなご主人が少しずつ手を加えて、快適な住まいをつくってきたそうです。
現在は洋室ふたつがお嬢さまの部屋、和室はご夫妻の寝室とくつろぎスペース。そしてリビングは、ご主人自慢のロードバイクを飾り、家族の団らんスペースに。それぞれが快適に過ごせる空間をつくっています。
ご家族それぞれが仕事で忙しいなか、家に帰ったときに気持ちよく過ごせるよう、心掛けていることがあるといいます。
「住まいのなかでも特に、床をきれいに保ちたいと思っています。年2回、家具や荷物を移動し、一日かけてふたりで床のワックスがけをやっています」とご主人。
「子どもが小さいころは、家族でくつろげるようにソファを置いていましたが、今はそれぞれの空間でくつろげるようにできるだけシンプルにして、ものを増やさないようにしています」と奥さま。
機能にこだわって購入したロボット掃除機も、快適な暮らしに欠かせないアイテムだそうです。
ロングライドイベントに参加しているご主人に誘われ、奥さまも昨年ロードバイクデビュー。マラソン大会にもふたりで参加するなど、アクティブな趣味を楽しまれています。
「最近は自分たちの趣味に費やせる時間が増えたので、アウトドアのほうにお金を使っています。水まわりや和室をフローリングにするなど、住まいのリフォームのことも考えますが、もう少し先かもしれませんね」と奥さま。
今あるものを大切に使い、将来お嬢さまが家を出られるなど家族に変化があったときに、ライフスタイルに合ったリフォームができたらとおっしゃっていました。