キッチンでは、シンク下の引き出しと吊り戸棚がメインの収納場所。トレイやラックにまとめて収納する“整列収納”にチャレンジしてみましょう。この方法なら、どこに何があるかひと目でわかり、出し入れもスムーズ。家事の能率もきっと上がります。
戸棚の中を3段に仕切り、手が届きやすい下段には調味料類、中段と上段には密閉容器などを収納。種類別に中身の見えるメッシュや透明のプラスチックケースに入れておけば、使いたいものがサッと取り出せます。
引き出し式の収納庫にはファイルボックスを入れ、背の高いビン類を立てて収納します。ビンが倒れる心配もありません。小ビンや箱ものはケースにまとめましょう。
換気フード下の出っ張りにS字フックを掛けて、お玉などをハンギング収納することができます。
部屋を散らかさない秘訣は、使ったモノを元の場所に戻すこと。この考えを徹底するために覚えておきたいのがデッドスペースを活用した、棚や小物入れによる“指定席収納”です。モノの指定席をきっちりと決めておくことで、使ったそばから片付けられます。
カウンターの下にある空間には棚を置いて、飾る感覚で収納として活用します。カウンター面から出っ張らないようにするのがポイントです。
オープン棚では“指定席収納”をしましょう。頻繁に使いたいものは上段の見やすい場所に。一番下の段にはボックスを置いて、引き出し式収納に。中身をさらに小分けにして使いましょう。
読みかけの新聞や雑誌は、マガジンラックに。持ち運びしやすいバッグタイプが重宝します。リモコン類は、使いやすい場所に移動しやすいように持ち手付きのカゴにまとめましょう。
おしゃれなナチュラル素材のカゴも、オープン棚の小物の収納にぴったりです。
シューズボックスは棚で仕切られている場合がほとんど。いかに活用するか、腕の見せどころです。空間にぴったり収まるボックスやラック、ポールなどを駆使してオリジナルの収納コーナーを完成させましょう。
オフシーズンの靴は箱に入れ、その上に普段履く靴を収納。ほかにも小さな棚や靴ホルダーを使うことで収納力は2倍になります。
収納スペースの壁面に短めの突っ張りポールを取りつけ、長い傘などを下げて収納します。布製ラックを下げれば、靴墨やブラシも収納できます。
大きなクローゼットでも無理に衣類を詰めこむと、着たい服がなかなか見つからないばかりか、大切な服を痛める原因にもなります。クローゼットは分類ケースでムダなく収めるのが、収納力アップにつながります。
立てて収納したいTシャツは深めのケース。重ねて収納したいポロシャツは浅めのケースなど、服にあわせてケースの形や大きさを決めましょう。
クローゼットの中の収納は、種類別に分類し、引き出し式にするのが便利。何が入っているかひと目でわかるように、引き出しには詰め込みすぎないのがポイントです。
限られたスペースの中にたくさん収納できて、しかも形を崩さない、衣類の特徴に合わせたたたみ方としまい方をご紹介します。
収納ケースの幅に合わせて、両脇と袖をおって三つ折りにし、ケースの中に立てて収納すれば、たくさん入り、中身が見やすく、取り出しやすくなります。
折りジワをつけたくないジーンズなどは、腰の方からくるくる丸めて収納します。丸めたパンツをケースの中に2列に並べて収納。重ねていないので、何が入っているか一目瞭然です。