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住宅性能表示制度
サーパスタウンの代表的な表示項目
住宅性能表示制度の表示項目には、
10分野33項目(必須項目4分野10項目)があります。
これらは住宅の外見や間取り図などでは
判断しにくい項目が多くあります。
代表的な表示項目をご紹介します。
01耐震等級3を取得した地震に強い家
サーパスタウンは、耐震等級3を取得しています。
数百年に一度の大地震でも倒壊・崩壊しないことを目標とした一般(耐震等級1)的な耐震建物の1.5倍の建物強度で設計が施されています。
耐震等級
耐震等級とは、倒壊防止と損傷防止に分けて、「構造躯体の倒壊等防止」と「構造躯体の損傷防止」、「地震に対する構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止」の3つの指標で、どの程度建物が地震に耐えられるかによって等級が定められています。
- 「等級3」建築基準法の耐震基準の1.5倍を満たしている。
- 「等級2」建築基準法の耐震基準の1.25倍を満たしている。
- 「等級1」建築基準法の耐震基準を満たしている。
耐震等級を取得した住宅は、等級に応じた地震保険の割引制度があります。
02劣化対策等級3を取得した長く
住み続けられる家
3世代、約100年住み続けられる耐久性の高い家を目指し、結露を抑制する「外壁通気」、綿密な「防蟻処理」、湿気を抑える「床下換気」「防水処理」など、さまざまな対策を施しています。
劣化対策
等級
劣化対策等級とは、構造躯体に使用する材料の交換や大規模な改修工事を必要とするまでの期間を伸ばすために必要な対策の程度を表示します。(木材は、腐朽やシロアリによる劣化、鉄骨造の場合は錆による劣化など)
- 「等級3」3世代(75年~90年程度)まで長持ちするように対策が講じられている。
- 「等級2」通常想定される自然条件および維持管理条件の下で2世代(50年~60年程度)まで
長持ちするように対策が講じられている。
- 「等級1」建築基準法の規定を満たしている。
03断熱等性能等級4または5を取得した
エコで暮らしやすい家
熱損失等の大きな削減のための対策をとっています。屋根やガラス、外壁などにさまざまな断熱効果をもつ素材を使用しています。
断熱等性能
等級
断熱等性能等級とは、大きく旧省エネ基準、新省エネ基準、次世代省エネ基準の3段階に分けられ、旧省エネ基準は等級2、新省エネ基準は等級3、次世代省エネ基準は等級4に該当します。2050年のカーボンニュートラルを目指して、2022年4月にこれまで以上の等級5が追加され、さらに2022年10月に、ZEH基準(等級5)を上回る等級6と等級7が追加施行されました。
- 「等級7」2022年10月施行。暖冷房にかかるエネルギー消費を40%程度削減できるレベル。(HEAT20 G3相当)
- 「等級6」2022年10月施行。暖冷房にかかるエネルギー消費を30%程度削減できるレベル。(HEAT20 G2相当)
- 「等級5」2022年4月施行。「ZEH」基準と同程度の断熱性能。断熱材や窓ガラスなどは等級4以上が必要。
- 「等級4」1999年制定。次世代省エネルギー基準の断熱性能。壁や天井・床だけでなく窓や玄関ドアも断熱が必要。
2025年以降に建てられる建物は、等級4が最低基準になる。
- 「等級3」1992年制定。新省エネルギー基準の断熱性能。一定レベルの省エネ性能。
- 「等級2」1980年制定。旧省エネルギー基準の断熱性能。省エネレベルは低い。
- 「等級1」上記以外で、省エネ・断熱性能ともに低い。
●物件により断熱等性能等級4 または 5となります。担当者にご確認ください。
04維持管理対策等級3を取得した
維持管理に優れた家
床下点検口を設け、給水管を容易にメンテナンスできる構造にし、維持管理をしやすくしています。
維持管理対策
等級
維持管理対策等級とは、給排水管や給湯管及びガス管の維持管理(清掃、点検及び補修)を容易とするために必要な対策の程度を表示します。等級は、特に配慮した措置(等級3)と基本的な措置(等級2)、その他(等級1)の違いを示しています。
- 「等級3」掃除口及び点検口が設けられているなど、維持管理を容易にすることに特に配慮した措置が講じられている。構造躯体及び仕上材に影響を及ぼすことなく専用配管の点検及び清掃(配水管のみ)が行なえる。構造躯体に影響なく専用配管の補修が行なえる。
- 「等級2」配管をコンクリートに埋め込まないなど、維持管理を行なうための基本的な措置が講じられている。構造躯体に影響を及ぼすことなく専用配管の点検及び補修が行なえる。
- 「等級1」等級3・2以外の仕様
●出典:(一社)住宅性能評価・表示協会