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※2008年1月23日配信時の記事内容です。

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加藤:『サーパス国領二丁目』のコーディネートについて具体的に教えていただけますでしょうか。
中川:家庭というのは、家族それぞれの時間があります。勉強のためにお子様は部屋にこもる時もある。お父さんが家で仕事をする場合もあります。お母さんは家事をする時間が必要です。それぞれがやることが違うので、それぞれの部屋にいる場合もある。
確かに、「みんなでコミュニケーションをとるために、オープンで居心地のいいリビングをつくりましょう!」という場合もあります。けれど今回、私たちはもっとリアルな家族像を考え、「コミュニケーションが取れ、顔が見られるけれどそれぞれの時間も大切にできる環境」って作れないかなと思いました。「ほどよい距離感」ですね。そのような考えから手がけたのが『サーパス国領二丁目』です。
特にリビングダイニングにはその考えが現れていると思います。お母さんが家族の気配を感じられるキッチンの近くに机を置きました。お子様が宿題をするという場所にしていただいてもいいですし、もちろん、アイロンがけやパソコンをする場所としてもお使いいただけます。
また、間仕切りの棚を設けておりまして、これが程よい距離感を作ります。何となく音や気配を感じられる。でも常にすべてが見られる環境ではないので、プライベートが保たれます。お母さんが何か好きなことをしていても、お父さん気にしないでいられる環境。尚かつ、話しかけようと思ったらすぐに会話が始まる環境をつくりたいなと思いました。
家族の「ほどよい距離感」を考えたリビング。

シンプルなデザインのイデーの家具。
加藤:マンションという空間というのをどうお考えですか。
中川:先にもお話ししたように、経年変化を感じて、「住まう変化」を楽しんでもらいたいなと思っています。『サーパス国領二丁目』の共有部分には木の壁面や、天然素材のアートワークを置きました。これらは時と共に変化します。やわらかい雰囲気や、やさしい空気が流れるようにと、緑も配置しました。お住まいの方にその空間を長い期間、愛していただければと願っています。
インテリアに関しては、好きな物を集め、自分らしい部屋づくりをしていただければと思っています。特に引越しの機会は持ち物を見直す、良い機会です。その時を大切にして「持って行きたいもの」と「そうでないもの」を見極めていただきたいですね。
「私はこういうものが好きだったんだ!」と、洗い出していくと、ご自身を再発見すると思います。その後に家具屋を回り、「私が好きなものってこうだった、」と思いながら、インテリアや小物など時間をかけて少しずつでも集めていって、徐々に、より「自分らしい部屋」を作ってみてはいかがでしょうか。
『IDEE SHOP ecarte』には家具、インテリア小物、生活雑貨がたくさん。
趣味は、美味しいお店を探すことです。一番好きなのはイタリアン。

イデーの中川さんから出た「経年変化」というキーワードにハッとさせられました。
それは、時を経て美しくなる素材やインテリアを日常的に大切にしている人の言葉だなと思います。
インテリア同様、マンションも同じように愛情を持って大切に使えば、家族の個性があちらこちらに垣間見える素敵な空間になっていくことでしょう。
そして、家族の人生も長い年月を経て、豊かな色合いに「経年変化」していくのではないかと感じました。一日一日を、大切に暮らしていけば、きっと、マンションも良い空間になっていくでしょうね。

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