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※2008年1月23日配信時の記事内容です。
東京都渋谷区神宮前にある
『IDEE SHOP ecarte』。
こんにちは。サーパススケッチ ライターの加藤です。
日々を過ごす住まいにとって「暮らし心地」の良さは大切なことの一つです。
オリジナル家具を中心に国内外からセレクトした雑貨の販売のほか、カフェやフラワーショップも手がけているイデー。
イデーは「生活の探求」「美意識のある暮らし」をテーマとし、豊かなライフスタイルを創造する生活探求企業です。
『サーパス国領二丁目』は、そのイデーをデザインディレクターに迎え、住みよいマンション生活とは何かを考え、探求しています。イデー企画営業事業部チーフディレクター 中川涼さんに、『サーパス国領二丁目』を例に「暮らし心地」の良くなるマンションの理想空間についてうかがってきました。
加藤:「暮らし心地」の良さとは、どのような空間だと思われますか。そして、「暮らし心地」の良い部屋を作るにはどうすればよいでしょうか?
中川:暮らしは人生そのものですし、部屋にはそのお住まいになる方の個性がにじみ出る場所だと思います。部屋をコーディネートする場合、お好みのインテリアと同時に、お客様のライフスタイルもお伺いさせていただきます。どんな趣味で、どんな映画を観て、どんなレストランで食事をされるのか……。そういう趣味やプライベートのお話しは空間を形成するのに重要なヒントになりますね。その方なりの個性が表れた部屋が、一番心地いい暮らしになるのではないかと考えています。また、イデーには、コーディネートをする際にいつも念頭に置く8つのキーワードがあります。
イデー企画営業事業部チーフディレクター 中川涼さん。

「暮らし心地」の良い部屋とは、部屋はベーシックに作り、その中に住む人たちが好きなものを集めていって、だんだんアイデンティティのある空間になっていくように思います。そういう場所から、「暮らし心地良さ」は生まれていくのではないでしょうか?
加藤:なるほど。この8つのキーワードは、世代や性別にはあまり関係ない普遍的なテーマ、キーワードですね。
中川:ええ、世代には関係なく、私たちがお伝えしていきたいなと思っているキーワードです。たとえば、「表情のある素材づかい」「時とともに育まれる家」ですが、自然の素材は劣化してくように悪く言われる場合があります。しかし、私たちはそれを「経年変化」だと考えています。つまり、時が変われば自然は変化していきます。それをポジティブに受け入れたい。木がひび割れ、石に苔がむしていくものも、私たちは美しいと感じます。
家具を10人の人が買うと、10年後には色が変化したり、小さなひびがはいっていたり、染みができたりし10通りの家具ができると思います。そこが楽しく、美しいと思うんですよ。そういう個性ある変化や美しさを空間作る時も家具を作る時も、常に感じています。
良質のインテリアは、時を経た表情も楽しむことで
できる。
加藤:一般の人がマンションという空間内で部屋をコーディネートする際に、どのようなことから始めたらいいでしょうか?
中川:私は家具や持ち物を「足したり、引いたり」して「その人らしい空間」ができていくのかなと思います。私の場合「シーンを切り取ること」を心がけているんです。
皆さん、写真を撮る時に「ここのアングルが良いかな?」と探しますよね。同じように部屋を眺めるとき、写真を撮るように「シーンを切り取ること」を心がけていくと寝室、リビング、トイレ、洗面台とコーディネートしやすい場所がわかってきます。つまり、人にこう見てもらいたいというポイントですね。まずは、そこをコーディネートすることから始めてみるというのはいかがでしょうか。
また、季節感で部屋に変化をつけることは手軽にできると思います。ファブリック(布地)には触り心地、色、織り方などの魅力があり、面積も大きいので部屋の印象を大きく変える力を持っています。例えば、ベッドリネンを変えるだけで、寝室の雰囲気はガラッと変われるんじゃないかなと思います。
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